恐竜の時代が終わりを告げて、肉食哺乳類の時代(現代)になる短い間に生態系の頂点に君臨していた恐鳥類。
その恐鳥類の代表格が肉食恐鳥・ディアトリマだった。
そんな恐鳥類の存在は、人間の記憶からほとんど消されている。
恐竜が鳥に進化する途中のようなビジュアル。
羽はあるが飛ぶ能力は無かった。
意味の無い羽の変わりに強靭な脚を手に入れる。
頑丈な脚でどんな哺乳類より速く走り、追いつき、殺せるほど強かった。
しかし、肉食哺乳類の進化と共に頂点から転げ落ちるのは早かった。
もともとは、いろいろな大陸に生存していた。
徐々に生息地域は狭まり、南米大陸で全盛期を迎える。
孤立した大陸だった頃は良かったけど、時期に北米と地続きになる。
すると、北米からもっと凶暴でずる賢いネコ科とイヌ科が攻め込んできた。
恐鳥類は生存競争に敗北!
今では地球上から完全に恐鳥類は絶滅している。
500万年前に絶滅
種類・ディアトリマ目
食べ物・肉
大きさ・高さ2m・頭蓋骨の長さ45cm体重500kg
生息地・ヨーロッパと北アメリカの平坦な草原・低い丘陵地。