オガサワラアブラコウモリ

日本全国のどこにでもいるアブラコウモリによく似ているコウモリ。

19世紀末に小笠原諸島の母島で採取された標本が英国自然史博物館に保存されている。

しかし、それ以外はほとんど資料がないのだ。

母島に住んでいた日本固有種と考えられてはいるが、「本当に小笠原諸島で繁殖していたの?」という疑問の声もある謎のコウモリという立場だ。

絶滅した原因も生態も不明で、最近では存在自体も否定されそうな勢いの謎が謎を呼ぶ日本の絶滅種なのだ。

一応、19世紀末に絶滅したそうだ。


種類・ヒナコウモリ目

食べ物・アブラコウモリと同じで小型昆虫類や甲虫などを食食べていたのかも。

大きさ・体長3.7cm、尾長3.1cm、前腕長3.0cmとちっちゃい。モルモットに羽が生えた感じだ。

 

生息地・小笠原諸島