カリブカイモンアザラシ

アメリカ大陸発見(実際は中南米)で有名なコロンブスが、1492年の航海時にカリブ海で発見したのがカリブ゙カイモンクアザラシだった。

コロンブスは、その時にカリブ゙カイモンクアザラシを「海の狼」と呼んだ。

その後、やって来るヨーロッパ人は、肉や皮ではなく脂肪が目的で狩りまくった。

陸に上がった動きの鈍い巨大アザラシをこん棒でかたっぱしから虐殺した。

大航海時代の頃は、海牛やアザラシなどは、燃料や食料、衣料などにいろいろと利用されて、本当に便利な生き物だったのだ。

そして、鉄砲が使われる時代になるとアッという間に地球上から消えたのだった。


 

1950年ごろ絶滅

種類・食肉目アザラシ科

食べ物・魚・タコ・エビなど

大きさ・体長2.8m。体重350kg

 

生息地・西インド諸島と中南米のあいだにあるカリブ海の暖かいさんご礁の海に生息。