フォークランドオオカミ

ダーウィンは「種の起源」の著者として有名な人。

そのダーウィンが、 1833年にビーグル号に乗ってフォークランド諸島を訪れてオオカミを発見。

そしてダーウィンはこう書き残した「移民が増えていけば、この動物も、あのドードーと同じように地球上から消える運命にある」。

1830年代にイギリス植民地政府は、毛皮をニューヨークで大量に売り出すためにフォークランドオオカミに賞金をかけたのだった。

さらに、1860年代にスコットランドの移民が連れてきたヒツジを襲うという理由で毒入りエサや銃で大規模なオオカミ狩りが行われた。

そして、1880年にダーウィンの予言はズバリ的中!

絶滅したオオカミの理由は、家畜を襲うから賞金を賭けて駆除するパターンが多い。

それだけ人間はオオカミを恐れていると言う裏返しだろう。


 

1880年に絶滅

種類・食肉目イヌ科

食べ物・海鳥やアザラシやペンギンなどを食べていた。フォークランド諸島唯一の肉食動物。

大きさ・体長97cm、尾長28.5cm。

 

生息地・イギリス領のフォークランド諸島。