マレーバク

 

夢に出てきて悪夢を食べちゃう生き物。

これは、中国から伝わったバク伝説のお話。

ブッタの世界では釈迦の乗り物として活躍、釈迦がまたいで座ったところが白くなったという伝説。

また、違う話では神様がバクを作り出した時に、いろんな動物の余ったハンパ物を、いろいろ合体して創作した生き物なんだってさ。

その内訳は、体はクマ、鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラ。

全部足してバク!みたいな感じだ。

いろいろな伝説や不思議な話が付いて回る不思議ちゃんキャラの生き物なのに、動物園でみると意外に地味。

「バクって夢を食べるだよね」「そうだね。。。」位で話が広がらないで終わってしまう、いまいちな生き物でもある。

やっぱ、いまいち色が地味なのが人気が出ないひとつの要因かもしれない。

でも、パンダも同じ色だな・・・

それでもマレーバクの戦いはまだまだ続く!。


 

生息数は約30000頭と推定。

種類・奇蹄目 バク科

食べ物・悪夢、本当にお腹が空いたら草、果物など。

大きさ・体長220~250cm、肩高100~120cm。体重250~350kg。バク科では世界最大のデカさだ。

 

生息地・インドネシアのスマトラ島、マレーシアのマレー半島、タイ西部。