柔軟な体をしていて泳ぎが大得意。
6mの深さまで潜りつつ30分も潜水ができた名潜水士だった。
だからと言って海の中で生活していた訳でなく普段は陸上で生活していた。
可愛い顔しているが爪は獲物を捕るため鋭かった。
アメリカ先住民は、日常の生活で必要な分だけ狩をしていた。
共存は保たれていたのだ。
しかし、ヨーロッパからの開拓民は甘くは無かった。
陸にいるウミベミンクは、犬によって岩の割れ目に追い込まれ、煙でいぶりだされてから狩られた。
ウミベミンクの肉は、美食家をうならせる位の美味だったそうだ。
毛並みの良いミンクの毛皮は、セレブ達の憧れになった。
ミンク毛皮の人気が異常に高かったそうだ。
捕獲困難になったウミベミンクに見切りをつけてミンクの養殖所が出来たくらいだった。
1894年には自然界からウミベミンクは消えていた。
種類・食肉目イタチ科。
食べ物・貝、カニ、魚。
大きさ・全長80cm、体重もアメリカミンクの2倍。
生息地・北アメリカの大西洋岸、ニューブランズウィックからマサチューセッツにかけて海辺の岩礁地帯。