約60万年前にナウマンゾウと同じ時期に生きていた日本のサイ。
群れをつくらず孤独な生活をしていたためか化石が発見されなかった。
けど、山口県美祢市(みね)から頭骨の一部と下あごが発見!その骨だけで「ニッポンサイ」と名前がつけられたのだ。
そして栃木県葛生町(くず)から発見された化石は体全部!
そこからインドやスマトラの一角サイに近いサイの種類とわかったのだった。
現在の陸地とは形が違うかもしれないが、もしかしたらこの足元でサイが歩いていたかもしれないと思うとロマンがある。
種類・奇蹄目 サイ科
食べ物・現在のサイと同じで、水辺の草や植物と考えられている。
大きさ・現在のインドサイと同じくらいと推測されている。
生息地・日本や朝鮮半島にも住んでいた。
※立体の大きさはこれです!