オオビシカイツブリ

棲んでいたアティトラン湖は、『世界で最も美しい湖』と呼ばれている。

おもに葦(あし)の茂みに巣をつくって生活していた。。

ただ、葦(あし)の茂みが生えていたのは100kmある沿岸の4分の1ほどしかなかったのだ。

観光地として人が集まりだして環境が悪化。

そして、1959年にオオオビハシカイツブリを含む水鳥の減少をみかねて、当時のグアテマラ大統領が水鳥類の捕獲が禁止した。

保護が始まってすぐの1960年に最強の敵が現れる「生態系を破壊する湖のギャング」と呼ばれるオオクチバスだ!

1965年には約80羽まで減少。

1973年には、オオクチバスの駆除の成果で約200羽まで回復。

1976年に起きた地震が原因で、水位が下がって湖の面積が減少してしまい生息場所が激減。

1989年に確認されたのが最後。

1994年、絶滅宣言。


 

種類・カイツブリ目 カイツブリ科

食べ物・小魚や水生昆虫、エビ、カニ

生息地・中南米のグアテマラにあるアティトラン湖に住んでいた。