チチカカオレスティアが棲んでいたチチカカ湖は、富士山より標高が高い場所にある古代湖なのだ。
ある場所もペールーとボリビアの国境をまたいでる湖なのです。
1937年にアメリカの内務省魚類野生生物局が、北米のおいしいニジマスを南米でも食べれるようにチチカカ湖に大量のニジマス(レイクトラウト)を放流した。
その人間の身勝手な読みの甘さが、チチカカ湖の自然形態を簡単に破壊させてしまう。
ニジマスは、チチカカオレスティアと生息水域がもろにかぶってしまったのだ。
ニジマスは、生存応力が強く動きが素早いため、チチカカオレスティアを食料にしてしまったのだった。
ニジマス放流から13年後の1950年にチチカカ湖から黄金の輝きが完全に失われたのでした。
バイバイ、チチカカオレスティア!
種類・カダヤシ目 キプリノドン科
食べ物・自分より小さな生き物
大きさ・27cm
生息地・南米、チチカカ湖