タスマニアタイガー(フクロオオカミ)

タスマニアの伝説的なオオカミ。

オオカミだけどカンガルーやコアラと同じで、お腹に子育て用の袋を持っているのだ。

そんな自然に対応していたオオカミがなぜ絶滅したかと言うと、大航海時代になると、ヨーロッパから入植者が島にやって来た。

人間の家畜を襲うタスマニアタイガーは、害獣になり懸賞金をかける。

そして乱獲。

1888年~1909年までに2,184頭ものフクロオオカミが虐殺されたという。

最後に目撃されたのは1960年以降。

クローン復活作戦

シドニーのオーストラリア博物館は1866年以来、アルコール液に保存されたタスマニアタイガーの標本からDNAを検出。

クローン化のプロジェクトを実施した。

2005年2月、DNAの劣化が激しかったため、遺伝子ライブラリーを組み立てることができないためプロジェクトは失敗した。


 

種類・有袋目フクロオオカミ科 

食べ物・肉食・ワラビーやカンガルーや、ウォンバットなどの小型有袋類を獲物にしていた

大きさ・体長1~1.3m・尾長50~65cm・肩高60cm

生息地・タスマニア島の森林に生息していた。ひろくはニューギニアの熱帯の森やオーストラリア本土のサバンナ,ニュージーランドの森林にも生息していた。