タスマニア島だけに棲んでいるタスマニアデビル。
その昔は、オーストラリア大陸にも生息していたけど、ディンゴ(野生のイヌ)に追い出されて現在のタスマニア島に引っ越してきたのだった。
タスマニア島の頂点に君臨していたフクロオオカミが絶滅してしまったために、今では、タスマニア島最強の肉食性有袋類である。
とはいえ、体長50cm程度で実物は小さくてかなり可愛い。
そんなタスマニアデビルの最大な悩みは、ガン(癌)だ!
タスマニアデビル界を襲っている、デビル顔面腫瘍性疾患はデビル病(デビル癌)とも呼ばれ致死性の悪性腫瘍だ。
2009年時点で個体数は70%減少。
今後50年間で野生のタスマニアデビルは絶滅すると言われている。
タスマニアデビルの危険な戦いは続く・・・。
生息数は2万頭(野生)と推定。
種類・フクロネコ目フクロネコ科
大きさ・体高 30cm程度、体長(尾を含まない) 50~60cm、尾の長さ 20~30cm、体重 雄10~12kg、雌6~8kg
生息地・タスマニア島