ほとんど冗談のような口をもったゾウだ。
古代の生き物で奇抜な形のキバや角を、所有していた生き物は沢山いた。
だけど、似たような種類でそのての奇抜な物が無くなったているのは、進化の途中で不要と判断して無くなったのだと思う。
そんな事を思いつつ、このプラティベロドンの口は、下唇の先端のキバで水などをすくったり、穴を掘ったりしたのではないかと言われている。
とは言え、絶滅しちゃった位だからやはり便利だった訳ではないだろう。
体長2.6mしかない小型のゾウなのに、頭骨だけで1.8mもあったそうだ。
今のゾウに比べても、あまりにもアンバランスで本当に冗談のような生き物だ。
ただし、この冗談のような生き物の化石が、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米など、世界中から発見されているのだ。よくぞ絶滅したなって感じだ。
バイバイ、プラティベロドン!
鮮新世 600~1100万年前に生息。
種類・長鼻目(ゾウ目)・ゴンフォテリウム科
大きさ・体長2.6
生息地・アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米