オーロックス

今地球上にいるウシの元祖がこいつ!。名前はオーロックス。

2万年前の人類は、このウシを壁画に描いちゃうくらい古くから人間と関わりがあったウシなのだ。

銃が発明されてからはシューティングの対象にもなった。

デカイのにすばやく動くこのウシは、ものすごく気性が激しく人間の狩猟本能を満足させるには十分な獲物だったのだ。

そして角は、パーティー用のジョッキとして大人気になって市場では高い値段で取引された。

西暦700年ごろになるとセレブである貴族たちが数少なくなってきたオーロックスを守るために保護区をいたる所につくったのだ。

なんとも心温まる話のようではあるが、実はオーロックスの個体数を心配して保護区を作ったわけでは無い。

保護したのは、自分たちがハンティングで楽しむオーロックスを一般人に狩猟されないようにするためだぅたのだ。

オーロックス狩りは一部の特権階級の貴族だけが許されたスポーツ・ハンティングだったのだ。

その後は徐々に減りつづけて1627年にポーランドに住んでいた最後のオーロックスが撃ち殺されてセレブたちの特別な遊びは終了~!

家畜の祖先オーロックスは完全に地球上から消えたのでした。


 

種類・偶蹄目 ウシ科

食べ物・草

大きさ・体長3.1m・肩高2m・体重1.5tで尾は1.4mもあった。

 

生息地・ヨーロッパ・アジアの大森林に小さい群れを作って生息していた。