その昔、ヨーロッパでは、王族の献上品にチンチラの毛皮が送られた。
ロイヤル発信のチンチラブームが、ヨーロッパセレブ界を席巻!
コート一着の毛皮に、約100枚以上の毛皮が必要だったために、野生のチンチラが狙われる。
そのために、短期間で大激減した歴史があるのだ。
そんなチンチラの最大の悩みは、生息地であるチリでの、開発や採掘、放牧による生息地の破壊。
それに、今だに続く毛皮用に使用するための乱獲だろう。
チンチラの戦いはまだまだ続く・・・
ちなみに
日本では、昭和のヤンキー(暴走族)が族車の車内を、チンチラ張りにする光景がみられた。
しかし、張られた毛皮は、チンチラの毛皮と同じ色のフェイク(偽物)だった。
生息数は不明。
チリの固有種
種類・ネズミ目(齧歯類)チンチラ科
食べ物・草、植物の根、コケ
大きさ・体長25~26センチメートル、尾長17~18センチメートル、体重0.4~0.6キログラム
生息地・チリ