口からじゃなくて、鼻の上に弧を描いて伸びているのは角じゃないのだ。
キバなのだ!
『死ぬ時は自分のキバが頭に突き刺さって死ぬ!』 という伝説持つ生き物。
そんな事から『自分の死を見つめる動物』という洒落た呼び名もあるのだ。
冗談のような話だけど・・・
実際、ジャワのスラバヤ動物園にいたバビルサはキバが突き刺ささって死んだそうだ。
突き刺さった頭蓋骨も残っている。
とは言え、めったに無い珍例なのだそうだ。
また、有毒な新芽や葉を食べても、解毒作用のある特別な水たまりの水を飲んだり、泥を食べることで中和する事を知っている博学的な知識(習慣)を持っていたりする。
不思議な生き物だ。
そんなバビルサの最大の悩みは・・・
生まれる子供が少ない上に生活する場所も徐々に減ってきている事だろう。
バビルサの戦いはまだまだ続く!
推定生息不明頭。
種類・猪豚亜目イノシシ科
食べ物・肉
大きさ・体長85-105 cm。肩高65-85 cm
生息地・インドネシア