ロングテイルホップマウス

オーストラリア全土にあったユーカリやアカシアの林を好んで生息していたロングテイルホップマウス。

移動する時は、カンガルーのように飛び跳ねていたそうだ。

ヨーロッパの移住者がヒツジやウシを牧畜するために広大な森林を切り開く。

ロングテイルホップマウスは、身を隠す場所を失う。

行動する場所や逃げる場所なくなると肉食動物のエサになる可能性がアップした。

そして、体の小さなロングテイルホップマウスの毛並みは、とても上質で美しかった。

1匹から取れる毛皮の量は少しなために、取引の値段も高騰したのだった。

金儲けの対称になった小さいネズミは乱獲される。

すぐにロングテイルホップマウスの姿を見ることが無くなり絶滅したかと思われた。

そんな時、1977年に洞窟にあったフクロウのウンコからロングテイルホップマウスの骨が発見!

 

絶滅はしてないと希望が膨らむ。

ウンコを詳しく検査。

結果、ウンコがかなり古い物と判明。

生き残りの希望はついえる。

結局は、1901年には地球上から消えたネズミになったのでした。


 

種類・齧歯(かじは)目 ネズミ科

食べ物・ミミズや昆虫など。

大きさ・頭から胴体は12.5cm、体重は約100g。ほかのホップマウスより大きかった。

 

生息地・オーストラリア全土に生息。