シマワラビー

オーストラリアの南部に生息していたワラビー。

同じオーストラリア大陸には、同じ様な容姿で超有名なカンガルーがいる。

いまひとつ名前が浸透してないワラビー。

では、カンガルーとワラビーの違いは何か?

これが違い↓

 

ざっくりで大型がカンガルーで小型がワラビーなのだそうだ。

そんなワラビーの中で背中にシマシマ模様があったしシマワラビー。

自然界で生きる能力は非常に高かかった。

天敵より早く走れる脚力!(ジャンプ力)

 

荒地でも移動が楽々のバランス感覚!

危険をいち早く察知するセキュリティ能力!

 

超一流のアスリートのような動物だった。

そんな能力の高かったシマワラビーがなぜ絶滅したのか・・・

19世紀頃にヨーロッパからの移住者が急増。

生息地が徐々に無くなる。

移民の家畜を襲う害獣として嫌われて、1頭につき6ペンスの報奨金が賭けられる。

 

貧しい移民たちにとっては、ワラビ-狩りが良い収入源になる。

さらに独特な模様の毛皮も高く売れて乱獲開始。

 

逆に数を増やしていく天敵のディンゴやキツネからも攻撃が激化!。

こちらは、子供のワラビーを狙うのでシマワラビーにとってはキツかった。

 

最後の方は、美しい毛皮とすばしっこい動きがスポーツハンティングを楽しむ金持ちのハンター達の娯楽の標的になったのでした。

 

そして、1931年に絶滅したのでした。


 

種類・有袋目 カンガルー科

食べ物・草や木の葉を食べる

大きさ・体長80cm・尾長70cm・体重20kg

 

生息地・オーストラリア南部に生息