ナウマンゾウ

明治初期に横須賀で初めて発見された化石。

それを、東京大学の教授だったドイツ人のナウマンさんが研究&報告。

そして、日本の古代ゾウの名前が『ナウマンゾウ』に決定したのだ。

 

そのウマンゾウの大きさは、肩までの高さ2.4m位で現在のゾウよりはちょっと小ぶりな感じだった。

 

ナウマンゾウの化石は、1963年頃に長野県の野尻湖でわんさか発見された。

東京でも田端駅や明治神宮前駅、それに日本橋の日本銀行本店の工事中にも発見された。

他にも、静岡や千葉などいろんな所で化石が発見されている日本のゾウなのだ。

ナウマンゾウが生きていた時代、日本は大陸の一部だった。

東アジア全般の森林地帯に棲んでいたナウマンゾウが、今の北海道の方面から日本に歩いてやって来たそうだ。

 

そんなナウマンゾウが何で絶滅したかって言うと、私たちの祖先達の乱獲なのだそうだ。

 

そして日本の大地を歩いていたゾウは、1万6000年前に地球から完全に消えたのでした。

バイバイ、ナウマンゾウ!


 

種類・長鼻目 ゾウ科

食べ物・草

大きさ・肩までの高さは2.4m位

 

生息地・日本列島に朝鮮半島や中国。