グアダルーペカラカラ

グアダルーペ島だけに生息していた固有種。極めて貴重な鳥だった。

島ではグアダルーペワシと呼ばれていた。

棲んでいた島に危機を感じるほどの敵がいなかったグアダルーペカラカラ。

その姿は原始の猛禽類の原型をそのままにとどめていた生きた伝説の鳥だったのだ。

 

1700年にヤギの放牧が始まったら、その真上をグルグルと舞うグアダルーペカラカラは子牛を襲う害鳥に決め付けられる。

鉄砲や毒薬などで殺された。

数が減るにつれて高額な値が付き1900年に地球上から消えたのでした。


種類・タカ目 ハヤブサ科

生息地・メキシコ領カルフォルにア半島沖に浮かぶグアダルーペ島 。