ジューンサッカー

名前のジューンは、日本語で「6月」の意味。

春の季節を迎える頃に、流れの激しいプローブォ川を傷つきながら、敵に襲われながら、ユタ湖にたどり着く。

ユタ州・ソルトレイクシティーの南にあるユタ湖は、淡水湖でユタ湖州立公園内にある自然豊かな湖。

面積は390 km2 で、水深は深くない。

そして、傷つきながらたどり着いたジューンサッカー達は、6月の時期になると、いっせいに産卵をしたのだ。

そんな、ジューンサッカーの運命を変えたのが、1930年代におきた干ばつだった。

乾燥地帯に住んでいた人たちが、湖にそそいでいた川の支流を使い始める。

水は徐々に汚染され始めて、棲んでいた魚たちに打撃を与えてしまったのだった。

その後も、近隣都市のユタバレー周辺で人口が急増して湖の生態系に悪影響を及ぼす。

1940年代には、ユタ湖でジューンサッカーの姿を見る事は無くなったのでした。

 

現在ものユタ湖も、コイ、ホワイトバス、ブラックブルヘッド(ナマズの一種)、オオクチバスなど外来種の天国になっている。

そのため、多くの固有種が絶滅したと考えられてる。


 

1940年代に絶滅

種類・コイ目カトストムス科

食べ物・雑食性

大きさ・体長50cm 

 

生息地・アメリカ合衆国。ユタ州・ソルトレイクシティーの南にあるユタ湖