ミナミトミヨ

1915年に発見された時には、すでに生息数は少なかったトゲウオの1種。

 

京都府西南部、兵庫県柏原地方の澄んだ池や川に生息していた。

体長が約4.5cmと小さいので、見つけるのは難しかっただろう。

 

そんなミナミトミヨは、水草の茎を器用に集めて巣をつくり、その中で産卵していた。

親魚はタマゴや子供を守る習性があったそうだ。

 

何で絶滅したかというと、絶滅危惧種のメダカと一緒で、とってもきれいな池や川でしか生きていけないのに、人間が垂れ流した農薬による水質汚染で、1960年に絶滅絶滅してしまったのだ。

 

バイバイ、ミナミトミヨ!


 

1960年に絶滅

種類・トゲウオ目 トゲウオ科

大きさ・体長約4.5cm

 

生息地・京都府西南部、兵庫県柏原地方の澄んだ池や川に生息。