バッドランドオオツノヒツジ

名前に付いている「バッドランド」とは足場の悪いゴツゴツした岩場の事だ。

そんな悪条件な場所でも自由自在に生きれるほど頑丈な脚と俊敏な動き、そして警戒心を備えていた大きなヒツジさんだった。

 

そんな人間が近寄りがたかった荒地の荒野にはアメリカの最強先住民であるスー族も共存していた。

 

スー族は頭に大きなニセの角をつけてバッドランドオオツノヒツジのコスプレして、群れにまぎれて狩りをしていたそうだ。

肉を食べ、皮を日常品などに利用したりしていたが決して生態系を壊すような無謀な狩り方はしなかった。

まさに共存していたのだ。

 

絶滅した最大の原因はなんと言っても頭にあるドデカい角!

ヨーロッパからやって来た一攫千金のハンター達は、見栄えのする角を壁飾りにするためバッドランドオオツノヒツジを狩りまくったのだった。

そして1925年に絶滅したのでした。


種類・遇蹄目 ウシ科

大きさ・現存のオオツノヒツジ体長142~170cm、体重45~135kg)よりも大型であったとおもわれる。

 

生息地・アメリカ合衆国ロッキー山脈