ポリネシアマイマイ

南太平洋ポリネシアンのソシエテ諸島に浮かぶモーレア島。

あの超メジャー観光地タヒチ島のすぐ隣りに浮かぶ島。

この島を知っている人は、日本に何人いるだろう。

そんなモーレア島がフランス領になる。

大勢のフランス人が島を訪れた。

フランス料理でよく使われるのがマイマイ(カタツムリ)、有名な呼び名ではエスカルゴ。

フランス人は、美味しいアフリカマイマイをアフリカから輸入した。

隙をみて何匹が逃げ出しアフリカマイマイ!

アッとゆう間に島中に繁殖してしまう。

大きなアフリカマイマイの天敵は島にいないので島中の農作物を食べ荒らす。

地元のカタツムリであるポリネシアマイマイは大迷惑だ。

1977年にアフリカマイマイ駆除の目的でマイマイを好物にしている肉食マイマイのヤマヒタチオビカイが「アフリカマイマイ・ハンター」として導入される。

これでマイマイの三つ巴の戦いが開始!

肉食マイマイのヤマヒタチオビカイは、大きなアフリカマイマイは無視。

美味そうなポリネシアマイマイを食べつくしてしまったのだった。

残ったのは2種の外来種。


 

1970~90年に絶滅

種類・柄眼(マイマイ)目 ポリネシアンマイマイ科

食べ物・葉物、サツマイモ、野菜

大きさ・全長10~20ミリ

 

生息地・南太平洋ポリネシアンのフランス領ソシエテ諸島のモーレア島