アホウドリ

 

地上では動きが極端に鈍いためアホ扱いされて、それが名前になった鳥。

漢字で書くと「阿呆鳥」。

伊豆諸島などで繁殖するアホウドリ。

1880年頃から大乱獲が始まり、15年間で推定約500万羽が殺されたのだ。

1902年8月9日に鳥島硫黄山が大噴火!

島民125名全員が死亡する悲劇が起こる。

誰が言ったか「アホウドリの祟り(たたり)」と云って恐れられたそうだ。

そして、1949年には絶滅宣言された。

その後、見事に復活!

1962年には特別天然記念物に出世。

保護活動の努力で2010年には2.570羽まで生息数が回復したのでした。

アホウドリの戦いはまだまだ続く!


 

種類・アホウドリ科アホウドリ属

食べ物・魚類、甲殻類、軟体動物、動物の死骸までも食べるしぶとい食通だ。

大きさ・全長84~100㎝。

 

生息地・夏はベーリング海やアラスカ湾、、冬になると繁殖のため日本へ南下する。鳥島と尖閣諸島北小島、南小島。