ミヤコショウビン

1887年(明治20年)2月5日、琉球列島の宮古島で最初で最後のミヤコショウビンが発見された。

あまりにも珍しいこの小鳥の標本は世界にひとつしか残ってない。

 

絶滅した原因は、宮古島の近代化によって環境破壊が進み、生息地が無くなって絶滅したと言われている。

特にマングローブ林の減少は深刻だった。

ミヤコショウビンはマングローブ林への依存度が非常に高い鳥だったのだ。

 

そんなミヤコショウビンは、1887年に初めて標本が一体採集されただけで、他に見た事がある人間が一人もいないという「幻の鳥」。

 

っていう感じでいろいろ伝わって来た「幻の鳥」の残された標本を調べると、グアム産亜種・アカハラショウビンに似てないか?という説も出てきたのだ。

そんな事から、誰かが島に持ち込んだとか、グアムから島に飛んで迷い込んだとか、いろいろな説(疑問)も噴出しているのだ。

どうなるミヤコショウビン!

とりあえずバイバイ、ミヤコショウビン!


 

1887年に絶滅

種類・ブッポウソウ目 カワセミ科

食べ物・トカゲやバッタなどの大型昆虫,小魚などを食べていた。

大きさ・全長20cm

 

生息地・沖縄・宮古島の海辺のマングローブ林に生息。