ブロントテリウム

キャッチフレーズの「雷の獣」は、アメリカ大陸の先住民インディアンのスー族が付けたものだ。

 

二股に分かれた角で雷を操れたとこから名前が付いた・・・訳ではない。

「雷が落ちる嵐の空を駆け巡る巨大な馬」という伝説が残るロッキー山脈でブロントテリウムの巨大な化石が発見された事からインディアン風のキャッチが付いたのだ。

現在生きてるサイの角は体毛が固まった物だけど、ブロントテリウムの角は頭骨が伸びた骨だ。

敵との戦いにもこの硬い角が武器として活躍した事だろう。

そんなごっつい武器を持ったいかついサイの大好物は草だ。

なので普段は草原で生活をしていた。

なので、気候変動で乾燥化が厳しくなり食料の草が無くなって絶滅してしまったのではないかと考えられている。


 

3000~4000万年前頃に生息

種類・奇蹄目・ブロントテリウム科

食べ物・水辺の柔らかい草

大きさ・体長約4.3m、肩高約2.5m、推定体重5tで今の一番デカいシロサイは体長 4 m、体重 2.3 t で軽く2倍の大きさだ。

 

生息地・北アメリカ、ロッキー山脈。