アンドリュサルクス

地球誕生以来の陸生肉食哺乳類の中で最大のアゴをしているのがこのアンドリュウサルクスなのです!。

と言うものの、モンゴル領内のゴビ砂漠で発見されたのは下アゴの無い頭蓋骨(とうがいこつ)だけなのだ。

頭蓋骨の長さが83.4cm、最大幅56cmの常識外れのデカさ!

アゴ鑑定をした結果では推定体長約380cm以上、推定体重180~450kgだったのではないかと言う結果がでたのだ。

体長の半分位のデカい顔だったんじゃないかと言うのが今の定説で落ち着いてはいる。

そのデカい顔を支えるため、首から肩にかけての筋肉が異常に発育していたのではと考えられているのだ。

現在生きている巨大な角を持ったスイギュウの肩の筋肉も異常に盛り上がっているからそんなイメージだろうか。

 

さらに、この最強のアゴを持つ生き物は、生きている動物を狩っていたのではなく死肉を食べていた腐肉食だったようだ。

最強のアゴを使って狩りをするのでは無く、最強のアゴを使って何でも食べる雑食性だったようだ

史上最大&最強のアゴを持っていたのに才能を生かしきれずに他の生き物との生存競争に破れ、さらに気候変動にもつていけずに地球上から静かにフェイドアウトしていったのでした。


食べ物・動物が死んだ後の肉

大きさ・推定体長約380cm以上、推定体重180~450kg

 

生息地・モンゴル付近