レイサンクイナ

太陽が出ている時は、休みなく「チュ~チュ~」と鳴くところから別名ネズミクイナとも呼ばれた。

飛ぶ能力を失った鳥。

飛ぶ事ができないために走るのが速かった。

そして、ネコのように跳躍して木の枝にとまることができた。

 

敵を警戒する時は、穴や岩の割れ目にすばやく逃げ込んだのだった。

自然界で生きる能力は高かったレイサンクイナ。

しかし、第2次世界大戦の時に棲家であるハワイ諸島のレイサン島に人間がやって来る。

島に停泊していた船からネズミが進入!

 

怖いもの知らずネズミ。

レイサンクイナのヒナと卵を食い荒らす。

1944年に絶滅したのでした。


 

種類・ツル目 クイナ科

食べ物・雑食性でウミツバメの卵や雛、昆虫、ミミズ。

大きさ・全長20cm

 

生息地・ハワイ諸島。西方の海上にあるサンゴ礁のある離れ島・レイサン島にだけ生息。