ニホンザリガニ

 

ニホンザリガニは日本だけに棲んでいる

日本の固有種なのだ!

別名はヤマトザリガニ。

明治、大正、昭和初期の頃までは

お腹が減ったら食べたり

大きな魚の釣りエサにするなど

雑な扱いをされるほど沢山いた。

子供の頃

田んぼでザリガニ獲りをすると

小さいニホンザリガニはポイして

大きなアメリカザリガニ(マッカチ)に喜んでいた。

※ザリガニは釣る人が多いが、自分の地元では巣穴を見つけて手を突っ込んで獲るのが主流だった。

今や

ポイした小さなザリガニは

2000年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定!

生息地の秋田県・大館市の桜町南と池内道下は

保存目的で1934年(昭和9年)に

「ザリガニ生息地」として国の天然記念物指定地に指定!

他に棲んでいるのは

北海道と北東北だけなのだ。

今思うと・・・

ポイした小さなザリガニ達は

デカいアメリカザリガニの侵略に恐怖する日々だったろう。

その侵略者を獲っていた

子供頃の自分はニホンザリガニにとって

救世主だったのかも知れない!

って思いたい。

ニホンザリガニの戦いはまだま続く・・・


種類・十脚目・アメリカザリガニ科・アジアザリガニ属

食べ物・

大きさ・体長50~60mm

 

生息地・北海道