アジアスイギュウ


アジアはスイギュウの原産地であり、世界の95%が生息しているのだ。

家畜のスイギュウは今も大活躍しているけど野性のスイギュウは絶滅の危機なのだ。

インドなどで信仰されているヒンドゥー教では、ウシが神聖な動物として崇拝の対象となっているけど

同じウシ科のスイギュウは崇拝の対象外!

そのためかどうか解らないけど、肉は輸出品目の主力なのだ。

さらに、頑丈な皮は靴やカバンに変身!

角は印鑑に包丁の柄や飾り物にこれまた変身!

お乳に関しては物凄く栄養があるみたいで大人気!

しまいにはウンコを乾燥させてインドやチベットでは燃料になっているのだ。

そんなアジアスイギュウ、中国では9.000年前から家畜として活躍しているのだ。

人間との関係は相当密接。

日本では、沖縄県の由布島や竹富島で観光用に水牛車として活躍している。

そしてアジアスイギュウの悩みは、生息地の減少に角目当ての乱獲なのだ。


推定生息1億4000万頭。

種類・ウシ目ウシ科

食べ物・肉

大きさ・体長240-300センチメートル。尾長60-100センチメートル。肩高150-190センチメートル。体重700-1,200キログラム

 

生息地・インド、タイ、ネパール、バングラデシュ、ミャンマー