イリオモテヤマネコ

1972年5月15日に国指定の天然記念物に指定された超VIPのニャンコ!。

このニャンコの何が凄いかと言うと、

頭骨の構造が原始時代に絶滅したネコと同じなのだそうだ。

『中新世から鮮新世にかけて中国で栄えた化石群であるメタイルルス属と近縁』という

いまいちわからない理由で「生きた化石」と呼ばれているのです。

なんか凄い!

さらに、沖縄の本土復帰前の1965年に70年ぶりに野生ネコの新種発見と学会に発表された時はには

「20世紀最大の生物学的発見」と騒がれた。

世界的にもかなり貴重な生き物だということがわかる。本当に凄い!。

ただ数が少ない貴重なニャンコってだけじゃない

凄すぎるニャンコなのだ!。

体臭が少々きついらしいがそれでも凄いニャンコなのです。

 

そんなイリオモテヤマネコの最近の悩みは、

開発による生息地の減少、イヌに襲われる、交通事故、イノシシやカニ用の罠に引っかかるなど盛り沢山なのです。

ほとんどが人間が関係している案件なので悩みは深そうだ。

 

2005~07年の生息数の調査では108-~118匹だったそうだ。

野生の生き物でこの数は極めて深刻な状況。

もしネコの伝染病が流行ったら、一瞬で地球上から消えてしまうレベルなのです。

イリオモテヤマネコの戦いはまだま続く・・・


 

種類・食肉目 ネコ科

食べ物・陸上からはクマネズミ・リュウキュウイノシシ(子供)・ヘビ・トカゲなど。海からはエビ・サキシマスなど。空からはヤエヤマオオコウモリなど。大好物はクマネズミ、イノシシの子供(ウリンボ)までも捕食するのはスゴイ!

大きさ・胴体長500~600mm、尾長230~240mm、体重3~5kgで、普通のネコと同じくらい。

 

生息地・沖縄県の西表島

 

立体の大きさはこれ!