始祖鳥

始祖鳥の化石が初めて発見されたのが1860年ドイツのバイエルン州ゾルンホーフェンなのだ。

始祖鳥の最大の売りは『最古の鳥類』である!って言うキャッチだ。

生息していたのは、ジュラ紀(約1億5,000万年)の頃。

そんな始祖鳥は飛ぶのが苦手だったらしい。

大きな翼は飛ぶには十分な機密性があったと考えられているけど、今の鳥のように大空をスイ~スイと飛んでいたとは考えにくいそうだ。

鳥が飛ぶためには胸の竜骨突起が発達している必要がのだが、始祖鳥にはその筋肉がないのだ。

その事から考えると始祖鳥の飛び方は直線的で、クルクル旋回するときもゆるく円を描くようにしか飛べなかったらしい。

飛び方の仮説として、木の上に登り、木から落ちるように飛んでいく説と、地面を走りながら飛び立つ説がある。

ただ止まり木にどうやって登ったのか?とか、走って飛ぶほどの脚力はあったのかなど疑問は残る。

 

『謎と仮説が多い鳥類』が始祖鳥のもう一つの売りかもしれない。


種類・獣脚目 アルカエオプテクリス科

食べ物・昆虫

大きさ・今のハト位の大きさだった。

 

生息地・1860年にドイツの石灰石鉱山で発見された。