エゾオコジョ

 

北海道の危惧種。

昔、北海道は「蝦夷(えぞ)」と呼ばれていたので、名前はエゾのオコジョ(イタチ)

立体の茶色の部分は、夏バージョンの色だ。

冬は、まっ白になるのです。

敵から身を隠すために回りの景色と溶け込むように、保護色になるのだ!

こんな感じの生き物は多きけど、いつ頃から「保護色にしよう!」って気が付いたんだろう。

本当に自然界に生きる動物はすごい。

ちなみに、お腹の部分は1年中白い。

本州や東北地方などにも、ホンドオコジョという同じイタチ科が棲んでる。

体の大きさは、エゾオコジョの方がちょっとだけ大きい。

そんなエゾオコジョの最大の悩みは・・・

危惧種共通の悩み、生息地の減少なのだ。

その昔は、毛皮目当てなどの乱獲だったそうだ。

エゾオコジョの戦いはまだまだ続く。

ホンドオコジョとの主な相違点は躯体の大きさで、本種の方が大きい。


種類・イタチ科イタチ亜科

食べ物・動物食で、ネズミ、両生類、魚、カニ、昆虫類、ミミズ、動物の死体など。また、ヤマグワやサクラ、ヤマブドウ、マタタビ、コクワ(サルナシ)の実などの植物質のものも食べる

大きさ・体長はオスが約24cm、メスが約22cm。尾長はオスが約70 -~90mm、メスが約70mm。耳長はオスが約13 - 20mm、メスが約13mm

生息地・北海道

 

※立体の大きさはこれです!