カササギガモ

別名スカンクガモと呼ばれていたカモ、スカンクみたいに敵に襲われた時に激臭で反撃する・・・

訳ではなく、オスの体の色合いがスカンクに似ていたから呼ばれたのでした。

一番の特徴は、くちばしの先が広く、しゃもじみたいな独自な形をしてた。

エサの狩猟方法も独特だった。

まずは、獲物の巣の近くで羽をバタバタさせる。

獲物が驚いて出てきたところをパクっといただく!非常に合理的。

一番最初にこの方法を発見したカササギガモは偉い。

 

カササギガモの肉はまずかったそうだ。

どんなカモ料理だったかは不明だけど、100年以上前のアメリカだけにステーキ系だと推測。

だとしたら、臭みはキツそうだ。

そんなまずい肉でも、爆発的な人口増加で食材不足だったために、良い商売になったそうだ。

カモで生計を立てるカモハンター達は、食べる所が多かったカササギガモを大量に殺しまくったのだった。

そして、1878年に絶滅。


 

種類・カモ目カモ科

食べ物・小型の貝やカニ・エビ

大きさ・全長22cm

 

生息地・北アメリカ東北部。よく居たのはアメリカ大西洋岸